前回お墓参りのマナーや手順について書きましたが、お墓参りといえばやはり欠かせないのがお墓にお供えする花ですよね。
みおしも母親のお墓参りに行くときに花を買うのですが、毎回毎回どれを買ったらいいのかよくわからず・・・。とりあえず仏花(ぶっか)として売っているものを買ったりしています。
母親はバラが好きだったので、「仏花でなくてバラとか故人が好きだった花じゃ駄目なのかなぁ?」とふと思いました。
仏花って菊とかのイメージで、なんかあまり好きじゃないんですよね~。
ただ、母親のお墓がある祖母の家はお寺なので、親戚もみんなそういったしきたりには若干うるさかったりするんです。以前仏壇に仏花じゃない花を飾っていたら、意地悪な叔母にネチネチいわれましたwww(あ、仲は良いです
お墓参りのお花って一体どの種類を選んだら良いのでしょうか?選び方に決まりってあるの??
気になったみおっしーが調べちゃいました(*・▽・)ノ
お墓参りにはどんな種類の花が良いの?
基本は何でもいい
お墓参りの花には仏花が一般的ではありますが、実は
んです。 基本、何でも良いのだとか(゚ロ゚)
なので、故人の好きだった花を飾ってあげるのが良いでしょう。
TPOに応じて選ぼう
先ほど、お墓参りの花は基本的には自由だとお話しました。
が、
です。
最近では何でも良いというふうになりつつありますが、私の叔母のように年配の人はしきたりにうるさかったりします。
なので、例えば
のときなんかは、『世間知らず・非常識』と思われないように仏花を持っていったほうが良いかもしれません。
基本的には何でもいいですが、TPOによって使い分けるとなお良いでしょう~ヾ(・ω・`)ノ
お墓参りに最適な花の選び方
さて、基本は自由だということをふまえつつ、一般的なお墓参り用の花をご紹介していきますね!
お墓参りで供える花は、
仏花
派手で明るいカラー
全体を見てひし形になる
本数は奇数が良い
これが基本です。
色は
3色だと白・黄・紫が多いですね。
基本的に仏花は賑やかなカラーバリエーションが好まれます。ちなみに49日までは白中心 or 白のみが基本です。
形はあまり気にする人は多くないかもしれませんが、ひし形が主流です。花屋さんにお願いすると、全体を見てひし形になるように作ってくれます。
本数は奇数が良く、3・5・7本が多いです。というかこれ以上本数が多いと入らない可能性が高いですw
基本的には対になるように飾りますが、ないときは左側に供えます。
・・・で、
仏花ってどんな花やねん!(;-ω-)ノ
という突っ込みが入りそうなのでご紹介しますね。
仏花の種類
皆さんご存知、菊は仏花のとして代表的な花ですよね。
1年中安定して手に入り、水はけや花持ちも良いです。長い間墓を彩ってくれますし、長持ちだと花屋さんでも扱いやすいので売りやすいようです。あとは、邪気を払う意味も込められているのだとか。
ただし、菊の中でも変わり菊とスプレー菊は観賞用の意味合いが強いので、大輪菊・小菊がおすすめです。
キンセンカは、菊科の花で大輪菊よりも鮮やかで大きいです。なので、大輪菊のかわりにメインで使われることもあります。
リンドウもよく用いられますが、青いのでメインで使うよりも全体を引き立てるアクセントとして使うのがおすすめです。メインではなく引き立て役って感じですねw
以上、一般的なしきたり通りのお墓参りの花はこんな感じです。
「どれが良いのかよくわからない~!!」というときは、花屋さんに行くと1束500円くらいで仏花が売っています。
万が一なくても、相談すれば希望に応じて作ってもらえるので困ったときは花屋さんに丸投げしましょうw 予算の相場はピンキリですが、お願いして作ってもらうときは1000 ~ 2000円くらいはしますね。
余談ですが、お墓に供えるときは風で倒れてしまわないように、少し茎を切ってから供えると良いですよ~(*・▽・)ノ
お墓参りでNGな花は?
お墓参りに最適な花を紹介しましたが、実はお墓参りにあまり向かない花もあります。
どんな花かというと・・・
その他にも、傷みやすい花や散りやすい花は適していません。
明確な理由はわかりませんが、確にトゲは痛いし、ツルは邪魔そうですよねw
毒は入ってたら危ないし、においきついのもなんか嫌だし・・・。
この様に、マイナスイメージの花だと、ご先祖様もちょっと嫌がるかもしれませんね。
バラはNG!
特に気をつけたいのがバラです。
バラは仏事全般でNGです。あとはアザミなんかも避けたほうが良いです。(めっちゃトゲトゲしてます。)
最近ではバラも人気でちょこちょこ混ぜる人も多いですが、バラオンリーで持っていくと人によっては「なんて非常識なの!(#^ω^)ピキピキ」みたいに思うかもしれないので、注意が必要です。
ユリにも注意を
次に注意が必要なのがユリです。
仏花のところでも紹介したように、ユリは仏花としてよく用いられます。
が、
においがきついというのと、ユリの花粉が結構厄介です。
ユリの花粉は服につくと落ちなかったり、墓石との相性が悪いと墓石に花粉がついて茶色いシミになってしまうことも。(特に白い墓石なんかは要注意。)
花屋さんで花粉を落としてくれますが、自分でも取ることができるのでぜひやってみてください。
パキッ!といい音が!!(゚ロ゚)
こんなに簡単に取れるんですね~(驚)
みおしは花粉の取り方よりもユリの花粉についての豆知識のほうが目からウロコでしたが・・・(゚ロ゚)
これは知っておくと便利ですね♪
生花ではなく造花でも良いの?
最近では母の日などプリザーブドフラワーなんかが流行ってますよね。
お墓参り用の花ですが、宗派にもよりますが
九州など暑い地域では、1日で枯れてしまうので造花を供えるところもあるのだとか。
また、逆に霊園などでお花を処分してくれないところでは造花が多かったり生花が禁止されていたりなんてことも。
ただ、生花にはこんな意味があるのです・・・
お墓参りのときに供える花は、実は仏様に供えているのではありません。
私たちは日頃、普通に生活していて、
「今の生活が当たり前。永遠に続くものだ」と無意識に認識し、生きていることの有り難さについて日々考えたりなどはしませんよね。
美しい生花をお墓に供えることは、枯れゆくその姿を見ることで
「命あるものはいつか枯れてしまい、終わりが来る」
という生命のはかなさを私たちに訴えているのです。
確かに仏花ってお墓に向けてではなく、お参りする私たち人間に向けて供えますよね。
はかなく短い生花を供えることで、命の尊さを感謝するという意味が生花には込められているのだそうです。
なので、造花には造花の良さがありますが(実際生花は片付けがめっちゃ大変ですからね)
お盆や命日だけでもいいので、生花を飾ってみてはいかがでしょうか??(*・▽・)
おわりに
いかがでしたか??
基本的には
みたいですね!w
周りの目を気にしなくても良さそうな時は、故人の好きだった花やアナタの好きな花で良いでしょう♪
ただやっぱりバラは世間一般的には微妙なのかな~・・・。みおしもかなり悩み、今度からは仏壇に供えるときだけにしようかなと思います(^▽^;)
一般的なお墓参りのマナーや手順・掃除方法についてはこちら記事で詳しくご紹介していますので、ぜひ参考にしてくださいね♪
さて、そろそろお昼ご飯を食べてきま~す。