いやー最近暑いですね!
夏といえば花火だのお祭りだの色々ありますが、忘れちゃいけない大切な行事といえばやはりお盆ですよね。
みおしは母親が亡くなって今年で3年目。去年と一昨年は6月に法要があり、お墓も遠いのでお盆のお墓参りはしませんでした。お母さんごめんよ・・・orz
母親の実家はお寺なので実家にお墓があります。お盆の時期は忙しいので物凄いバタバタしてます(^v^;)
それで、肝心のお墓参りなんですが・・・
お盆期間中、一体何日に行ったらいいのかよくわかりません!(汗)
寺の孫なのにお恥ずかしい話ですが(笑)、今まで実家に帰省したときにご先祖さまの墓参りするくらいで・・・。お盆にお墓参りに行ったのも何年も前であまり記憶にありませんw
お盆のお墓参りの日にちって、一体いつ行くのが正解なんでしょうか??
今年はきちんとお墓参りに行きたいので、調べてみました!内容が内容なので、珍しく超真面目に書きました(笑)
お盆のお墓参りの日にちは?
お盆期間は地域によって異なる場合もありますが、今回は一番スタンダードな7月・8月のお盆時期についてご説明しましょう。
一般的にはお盆の時期といえば、13日 ~ 16日です。
なので、
特に何日に行くべきとかいう絶対的な決まりはありません。
13日に迎え火をして、お墓にご先祖さまをお迎えに行くんですが、この13日に墓参りに行く人が一番多いようです。
また、宗派や地域、人それぞれの考え方によってお盆のお墓参りの時期は様々ですが、
又は
なんて方が多いです。
とはいうものの、私のように遠方にお墓がある場合や、仕事が忙しくてなかなか行けないという方も多いですよね。
最近ではやはりそういった方が多かったり、昔ほどこういった風習にうるさくないので、
お盆期間の13 ~ 16日のどこか1日だけお墓参りして、墓掃除をして線香をあげて終わり
なんて方も多いです。
物凄いビックリしたんですが、忙しくていけない方やお年寄りでなかなかお墓の掃除ができないという方向けのサービスでお盆のお墓参り代行が流行っているそうですよ!!(゚ロ゚)
確かに汚いまま放置するよりは、誰かに掃除してもらったほうがご先祖さまも喜ぶかもしれませんね。それにしても料金高すぎてびっくり!!www
さて、ここからもうちょっと掘り下げてご説明しますね。
お盆のお墓参り ~スタンダードスケジュール~
一般的なお盆期間中のお墓参りスケジュールについて調べてまとめてみました。
そもそも今年のお盆休みっていつからいつまでだったけ??というあなたは、今年のお盆休み期間についてカレンダー付でまとめているこちらの記事をぜひ参考にしてくださいね。
地域によって異なる、3種類のお盆時期についても詳しく触れています。
12日~13日
12日の夕方か13日の午前中に精霊棚(お盆供養の飾りつけをする棚です。(なすとかきゅうりのやつです。)の飾り付け、お供物、供花。
13日
午前 ~ 日中
13日にご先祖さまを迎えにいって、おうちで一緒に過ごします。「迎えは早く、送りは遅く」なんて言われています。
お墓で提灯(ちょうちん)に火をともし、できれば消さないで自宅まで帰ります。
夕方
14・15日
どちらかの日でいいので、一度は家族全員でお墓参りしましょう。
ご先祖様が帰っている間は、仏壇の灯明(とうみょう)はできれば絶やさないようにし、お水や食べ物は毎日交換しましょう。
新盆・初盆などの法要は、14・15日に行われることが多いです。
16日
夕方
「また来年、来て下さい」という気持ちをこめてお墓まで送ります。
宗派や地域によって、お盆のやり方は本当にマチマチなので、大体こういった流れというだけであって、もちろんこの限りではありません。
ちなみにお墓の掃除は、
など様々です。
墓掃除も特にいつ行くべきという決まりはありませんが、お盆期間中お墓参りをするついでに行う人が多いようです。
墓掃除の持ち物や手順についてはこちらの記事で詳しくご紹介しています。
墓掃除初心者というあなたは、必見です!みおしのように墓掃除をなめてかかると大変な思いをします^^;
あまり早く掃除してしまうとお盆のときに汚れていたりお花が枯れてしまったりするかもしれないので、お盆に近いほうがよりベターかもしれませんね。
お盆期間にお墓参りは意味がない?
「お盆期間にお墓参りなんて行くもんじゃない」
なんていう人もいるそうですが、
お盆期間中はご先祖様の霊が自宅にいるので、行っても留守だから意味がない
という考えの人が結構いらっしゃるようです。
『お墓にご先祖様が宿っている』と思っている人が多いのですが、実はお墓はご先祖さまの住処ではないのだとか。
お墓は、悟りの世界を形にして表した塔であり、仏様を拝むために建てます。
仏壇もそうなんですが、拝んでいるのは本尊様であり、故人ではありません(=人=)
故人は浄土に行ってしまっていて、俗世に帰ってくることは無く、本尊様を拝んで故人の成仏をお願いしているんだそうです。
お盆の時お墓にご先祖さまを迎えに行きますが、お墓があの世とこの世の出入り口なんだそうです。(宗派により考え方は異なります。ひとつの考え方として参考までに)
つまり、
ご先祖さまは不在だとしても、仏様に対し手を合わせてお祈りするという意味がある
ので、お盆期間中にお墓参りすることが無駄ということはありません。
基本的にお墓参りはいついってもいいんです。お墓参りに吉日はないのですヽ(・ω・´ )
現代人は忙しくて普段お墓のことは忘れがちなので、普段は忘れがちなご先祖様への感謝を込めてお盆のような行事が行われるのでしょうね。
おわりに
いかがでしたか?
いろんな考え方があり、この日はだめだのこうしなきゃだめだの色々ありますよね。
意味があるからそういうふうにいわれているのであって、そういったことを大切にするのも良いことだとは思います。
ですが、
あまり堅苦しく考えず、一番大切なのは心を込めてお墓参りすること
ではないでしょうか。
作法がうんたら時期がうんたらも大切なことですが、生きている人のことだって大切ですよね。
特に仕事は生活もかかってきます。忙しければ無理に行かなくても良いのではないでしょうか。お墓参りに行かないからといって、ご先祖さまを大切にしていないことになるのかといったら、そんなことはないのかなと、あまり母親の墓参りに行かないみおしは都合よく思います(笑)
私は墓参りはなかなか行けませんが、小さいながらもおうちに仏壇を作って、毎日・・・は嘘ですけど←オイ思い出した時にちゃんと拝んでいますw
毎日お線香をあげなきゃ・・・!と考えてしまってモヤモヤしていませんか。仏壇の線香は毎日あげないとまずいのでしょうか・・・??
詳しくはこちらの記事でどうぞ。
忙しいなら仕方がない・・・とはいったものの、自分側のことならそれで済むからもしれませんが、相手側(例えば配偶者のご先祖さまとか)だときちんとしないと失礼になることもあるので、ケースバイケースで難しいですね。互いの価値観の違いなどもあるので、夫婦間でしっかりと事前に話し合うことも大切ですね><
お盆にどうしても墓参りにいけなくて気になる・・・なんて場合は、お彼岸の時期の墓参りもおすすめです。
珍しく真面目な内容の記事を書いたので、どっと疲れましたw
お昼ご飯食べてきま~す。今日はこの辺で。