十五夜といえば月見団子にすすきに満月ですが、もうひとつ欠かせないのが餅つきをしているうさぎですよね~!!ヾ(・ω・`)
お月見っていうと、うさぎが2匹くらいでペッタンペッタン餅つきしている光景が目に浮かびます。イラストとかでも非常によく見かけますよね。
さて、このうさぎがペタペタ餅つきする光景、非常によく見かけますがよくよく考えたら
なんでうさぎって月で餅つきしてるんだろう・・・?(汗)
という素朴な疑問が湧いてきましたwww
なぜぺったらぺったらお餅をついているのかサッパリわかりませんし、そもそもなんでうさぎなんでしょうか?!(o_o)
みおしも日本人なので『月 = うさぎ』という方程式が頭に出来上がってますが、うさぎと月って何が関係あるのかサッパリわかりませんw
ということで、月でのうさぎの餅つきの由来についてガッツリ調べちゃいました!
月でうさぎが餅つきしてるのはなぜ?
かな~り調べたのですが・・・。理由としては単純に、
っていうのが一番有力ですね。昔の日本人には月の海と呼ばれる黒い部分がうさぎの餅つきに見えたんでしょうねー。月にはうさぎどころか生き物はいませんが・・・(ボソッ
ちなみに韓国でも同じように餅をつくうさぎと言われているんですが、外国では色々な見え方をしているようです。
上記にあるように中国では『うさぎが不老不死の薬を挽いている姿』なんていうふうに言われていますが、これが日本に伝わって『餅つき』に変化したなんて説もあります。
満月の別名である『望月』(もちづき)を『餅つき』とかけたとかなんとかw
諸説ありますが、どういうふうに月の模様がうさぎに見えるのか表した動画があったのでご紹介しますね。
うーん、まぁうさぎの餅つきに見えなくもないけどみおしは二宮金次郎が気になって仕方ないwww
おふざけではなく、実際に日本の一部では二宮金次郎の姿とする地域なんかもあるようですw
月にうさぎがいるのはある伝説が関係していた?
うさぎが餅をついている姿に見えたのとこの伝説とどちらが先かはハッキリしませんが、月にうさぎがいるという発想が出てきたのは『月うさぎの伝説』というのが大きく関わっている可能性が高いみたいです。
月うさぎの伝説って?
インドに伝わる仏教説話である『ジャータカ』が元になっており、そのお話が日本に伝わって平安末期の説話集である『今昔物語集』に収録されています。
ジャータカとは微妙に内容が違うところもあるようですが、大筋の内容としてはこんな感じです。
昔あるところに猿と狐と兎がいました。
ある日帝釈天(たいしゃくてん)という神様が3匹を試そうと思い、お腹がペコペコの老人に変身して3匹の前へ現れますw
猿は木に登って木の実や草の実を獲ってきました。
狐は野山で鳥や川で魚を獲ってきました。
でも兎は、一生懸命頑張ってはみたものの、何も持って来られませんでした・・・。
自分の非力さに悲しんだ兎は、何とかして老人を助けようと思い焚き火をして自らがその中にイン!!
「どうかわたしを食べてください!!(*’×’*)」
といって自分の身を捧げたのです。。
その姿を見た老人は帝釈天の姿を現し、
このことを後世へ伝えるために兎を月に昇らせて、月を見るたびに皆が兎のことを思い浮かべられるようにしたのでした・・・。
なんかめっちゃ可哀想なお話ですね・・・(´;ω;`)ブワッ
お話には続きがあって、哀れんだ老人(帝釈天)が焼けた皮をはいで月に移し、皮を剥がされたうさぎは生き返ったなんて説もあります。だから月の黒い部分がうさぎなのだとかなんとかw
こういった説話が元となって『月 = うさぎ』というのが定着した、というのがかなり有力みたいですね~。
さて、なんでうさぎが餅つきしてるのかという話に戻りますが・・・。
この話に絡めて、
なんていう説なんかもあります。ついたお餅を老人にあげる為に頑張ってるのかな・・・とか考えたら泣けてきました・・・w(´;ω;`)ブワッ
まとめ
うさぎが自らを犠牲にして老人を助け、月に昇ったという内容の説話『月うさぎの伝説』が大きく関係しているようです。
諸説ありますが、うさぎの餅つきの由来にはこんな悲しいお話が関係あったなんて知りませんでした・・・。
お月見の時に十五夜の由来と一緒に息子に話してあげようと思います。
十五夜の由来についてお子さんに説明したい!というあなたはこちらの記事もぜひご覧ください!
また、月見団子の意味についてもこちらの記事で詳しくご紹介してます♪
悲しいお話を知って若干(´・ω・`)ショボーンとなりましたが、お腹がすいたので今日はこの辺で。おしまいw